仮想通貨投資のリスクと対処法|ビットコイン初心者入門

仮想通貨投資で「資産が何十倍も増えた」という体験談は、今やテレビでも雑誌でも珍しくなくなりました。仮想通貨へ投資する人たちが増えてきたので、今回は初心者の方へ仮想通貨特有のリスクと対処法をお伝えします。

仮想通貨のリスク

資産の全てを失う可能性がある

ハッキングの脅威

仮想通貨は取引所など、オンラインで保管するとハッキングの脅威にさられされます。

メールアドレスとパスワードがあればログインできてしまうわけですから、数分で全ての資産を抜かれてしまう事も考えられます。

対処法

ビットコインなどの仮想通貨は「ハードウェアウォレット」と呼ばれる仮想通貨専用保存機器に保管しましょう。TREZOR(トレザー)やLedger Nano(レジャー・ナノ)が有名ですが、ハードウェアウォレットにも特有のリスクがあります。それは「破損や紛失リスク」です。

秘密鍵さえ覚えていれば、何度でもウォレットを作り直すことができますので、このハードウォレットは大切に保管しましょう。オススメは耐火金庫や、銀行の貸金庫であれば安全に保管できると思います。

フィッシング詐欺の脅威

いつも使っている取引所と全く同じデザインだったのに、実は「別のサイトだった」なんて話もあります。ログインしようとID・パスワードを入力すると、入力内容を抜き取られ、気づかないうちに資産が移されてしまう事があります。

これは珍しい話ではありません。仮想通貨界隈には、短期間で何百万、何千万と利益を上げている人が多数いるので、こういった詐欺の標的になりやすいのです。

対処法

止むを得なく取引所に保管する場合は、パスワードの他に必ず「2段階認証」を設定しましょう。

ワンタイムパスワードの入力が面倒になるかもしれませんが、全ては大切な資産を守るためです。

取引所にアクセスするときは、自分のブックマークからアクセスしましょう。

Google検索上位の広告、メールやSNS、チャットなどのURLからアクセスすると、フィッシングサイトに誘導される恐れがあります。また、初めてブックマークする時は、しっかり公式のURLであるか確認することも大切ですね。

以上がセキュリティ対策です。補足ですが、簡易的なパスワードは、大切な資産を「どうぞ持ってってください」と言ってる様なものです。

下記に、パスワードの作り方をまとめましたので、不安な方は参考にしてください。

覚えやすい強力なパスワードを作る方法

大きく値下がりすることもある

ボラティリティが高い

株式投資とは異なり、仮想通貨にはサーキットブレイカーがありません株式投資で言えば、せいぜい20%程度の損失で済みますが、仮想通貨はその比ではありません。

つい先日も、ビットコインキャッシュが1日で255%の値動きを見せてくれました。次にお見せする画像は1分足のチャートです。

2017年11月13日ビットコインキャッシュのチャート

たったの3時間で、12万円~30万円の幅で乱高下しています。仮想通貨は、これくらいリスクのある投資先だという事を覚えておいてください。

対処法

最大の対処法は分散投資をすることです。1つの銘柄のみに投資をすると、このような乱高下に巻き込まれてしまった場合に、大きく損をする可能性があります。

ですから、将来性のある銘柄に分散して投資することをオススメします。仮想通貨のマーケットは伸びていますから、マーケット全体の時価総額に比例して値動きする可能性が高くなります。

この流れが変わらなければ、確実に資産を増やせるかもしれません。

寝ている間に損をする 

仮想通貨は24時間取引できますから、就寝中に暴落する危険もあります。

対処法

FX取引はその日中にポジションを解消する

寝る前にはロングでもショートでも、ポジションを決済してから就寝しましょう。

※未経験者はFX取引をしないのが一番です。

一喜一憂せず気にしない

難しいことかもしれませんが、上がろうと下がろうと気にしないことです。そもそも、相場は上下するものです。そういうものだと思って、ホールドしましょう。

仮想通貨は値幅が大きいことと、初心者も多いという環境からか、狼狽売りをするトレーダーも少なくありませんが、致命的なバグでも発生しない限りは、資産が0になることはありません。長期的な目線で投資することをオススメします。

余裕資金で投資する

全ての資産を仮想通貨に投資するのはリスクが高すぎます。全ての開発行程が終了し、完璧に実用化している仮想通貨は存在しません。

現在、時価総額1位のビットコインですら、たくさん課題があるのです。仮想通貨が本格的に実用化されるのは、まだこれからですので、生活に困らない程度の余裕資金で運用しましょう。

ビットコインを使った詐欺がある

「HYIP」に騙されるな

ビットコインを使った資産運用がHYIPの特徴です。

「日利5%の配当があります!」

「月利30%の配当があります!」

と高収益投資プログラムの勧誘をしてきます。

しかし、待っているのは99%の確率で「ビットコインが出金できなくなった」「運営が飛んだ(破綻した)」というリスクです。

例えば、日利1%以上ある報酬の場合、元本100万円を複利で運用すると、1年後にはなんと「3778万円」になります。

少し計算すればわかるように、日利1%だったとしても配当を支払い続けるのは、現実的ではないことがわかります。

実際は、全く運用せず、運用益を装って後から参加した方から預かった資金を配当しているにすぎません。

これは昔からある「ポンジ・スキーム」と言われる詐欺の一種なのです。

対処法

・HYIP(ハイプ)というキーワードを耳にしたら話に乗らないこと。
・投資勧誘をしてきた企業が、金融庁のホームページに掲載されているか確認する

金融庁のホームページに載っていなければ99.9%詐欺です。

「絶対儲かる」と言われたら詐欺

投資商品に「絶対」は絶対ありません

この単語がでてくるということは、少なくともまともな資金集めは行っていません

詐欺コイン、詐欺ICOがある

タヌ神様の警笛ツイート 

タヌ神さんが警笛を鳴らしてるように、ホワイトペーパーに投資家が喜びそうな内容を書いただけで、何十億もの資金が集まってしまうのがICOです。

トークンは株式と違い、発行元になんの法的義務もありませんので、信頼できる銘柄に限定して参加しましょう。

ICOの詳細は下記をご覧ください。

【ICO】トークンを使った仮想通貨の新しい資金調達の仕組み

ホワイトペーパーに、どんな綺麗ごとを並べようと、実用化されなければ、意味がありません。

ロードマップ通りに開発が進まなければ、価格は下がり続ける一方です。海外の取引所には、開発を放棄していると思われる無意味なトークンが売買されていることもあります。

詐欺コインの見極め方

ICOは投資家から「どれだけ資金を集められたか」が成功の判断基準となっていますが、そもそも、ICOは開発資金を集めるために行うわけですから、実用化されて初めて投資家にメリットがあるものです。

このように、トークンというのは本来「今すぐ儲かるという類のものではないのです。ようするに「どのように実用化されるのか」という未来を見せるのではなく「儲かるということを強調しているコインは、詐欺確定と思った方が良いです。

【詐欺コインの例】

  • 価値が保証される
  • 絶対値上がりする
  • やたら安心を強調する
  • 独占販売!今がチャンス!
  • 必ず上場する!

このような発言があった場合には、詐欺の可能性を疑ってください。また、上記以外にも日本円でICOを行ってるコインは詐欺のほとんどが詐欺です。

日本円とコインが交換できるのは、金融庁に許可された登録事業者のみです。取引所などを運営している企業ではない限り法定通貨で資金調達は行えないのです。また、本当に「ブロックチェーンが必要なプロジェクトなのか」と冷静に考えてみるだけでも、詐欺を見抜くのに有効な方法です。

仮想通貨投資の心構え

とくかく調べること

例えば、株式投資をする企業が「どんな事業をしているのか」「どんな財務状況なのか」を全く調べずにその企業へ投資する人なんていませんよね。

仮想通貨も同じです。

その仮想通貨は「何ができるか」「何のために在るのか」をしっかり調べましょう。調べてくことで、その通貨が目指している経済圏や市場規模が見えてきます。それが実現可能で、かつ大きな経済圏であれば、投資に値すると判断できるでしょう。

私が情報収集しているのは、ツイッター、テレグラム、公式ブログ、書籍、仮想通貨関係のニュースサイト、信頼している仮想通貨ブログ、などです。それも一人の意見を鵜呑みにするわけではなく、同じ内容でも「良い意見、悪い意見双方の意見を聞いてから自分の考えをまとめていきます。

仮想通貨のお勉強をしたい方はこちらの記事をご覧ください

▶ブロックチェーン技術で変わる未来|仮想通貨の将来性はこちら

▶日本で買える仮想通貨全14種類の特徴と使い道はこちら

理解できない通貨に投資しない

あなたが理解できない仮想通貨への投資はオススメしません。

僕は技術者じゃないから理解できない

なんて思う必要は全くありません。なぜなら、一般人に理解できない通貨は普及しないと思うからです。仮想通貨のエンドユーザーは、一般企業や一般人であることを忘れてはいけません。

ホワイトペーパーを読んでも「何ができるのか」「何のために在るのか」が理解できない銘柄は、マーケティングやプレゼンが下手だということです。どんなに優れた通貨だったとしても普及しなければ、意味がありません。

ですから、自分が理解できたという事は、他人も理解できる可能性があるわけですから、自分が理解できて初めて投資対象にはいるのです。

投資は全て自己責任

そもそも投資で勝てない人は言い訳ばかりしている人」です。自分の資産ですから、自分で守るのは当たり前の事です。「上がるか、下がるか」なんて、誰もわかりません

もちろんテクニカル分析を否定しているわけではありません。チャートが形が〇〇だから上がりそうなど、勝率が高くなる買い方はできると思います。 

しかし、絶対はありません。人の意見に振り回されることなく、自分が信じた通貨を暖かく応援する事をオススメします。 

販売所ではなく取引所を選ぶ

仮想通貨は取引所や、販売所で購入することができます。

  • ・取引所:売りたい人と買いたい人のマッチングを行う場所です。リアルタイムな時価で取引できます。
  • ・販売所 :販売所が購入してきた仮想通貨を、その販売会社が決めた金額で販売する場所です。

この、取引所で買うのか、販売所で買うのかによって大きく価格が異なります。

【販売所の価格】

ビットコイン販売所

【取引所の価格】

ビットコイン取引所

このように同時刻の価格でも

  • 販売所=686776円
  • 取引所=670015円

その価格差は15000円以上です。

仮想通貨は1000円分からでも購入することができますが、それでも2%も高く買うのは良い気持ちはしませんよね。さらに、注目していただきたいのは売値です。販売所の売値を見ると、買ったその瞬間に、34000円も値下がりしている事がわかります。

投資目的で購入する人は、なるべく安い価格で仮想通貨を仕入れて、なるべく高い価格で売る必要があるので、取引所から購入するのがベストであることがわかりますね。

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