NEM(ネム)に実装されるカタパルトの詳細【2018年リリース】

ついに「mijin」にカタパルトが実装されました。そして、2018年にはNEMへ実装予定です。今回は、実装されたカタパルトの内容と、NEMへ実装されるカタパルトの内容を、公開されている内容、そして憶測も含めてまとめてみました。

nem-mijinカタパルト

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2018年5月14日にmijin v.2(カタパルト)のリリースが発表されました。

注意して欲しいのがこれはネムへの実装ではなく、mijin v.2でのリリースです

SNSでも誤った情報が流れていますが、ネムへのカタパルトの実装は2018年以降予定のままです。

【1】APIサーバーとチェーンの完全分離

mijin

APIサーバーと分離する事で、将来的にバージョンアップを行うのが楽になります。

様々なAPIの開発効率を大幅に上げる事になります。

【2】APIサーバーにNoSQLデータベースを採用

NoSQL
『NoSQL(一般に "Not only SQL" と解釈される)とは、関係データベース管理システム (RDBMS) 以外 のデータベース管理システムを指す おおまかな分類語である。関係データベースを杓子定規に適用してきた長い歴史を打破し、それ以外の構造のデータベースの利用・発展を促進させようとする運動の標語としての意味合いを持つ。』

上記はNoSQLについてWikipediaから冒頭の説明文を引用しています。

NoSQLは非RDBMSの総称で、増え続けるデータを永続的に保持し、かつ効率的にアクセスするための手段として考えられています。

要するに「シンプルで応答が早く、大量集計、大量更新が可能となる」こんなイメージで問題ないかと思います。

最高の処理能力を実現

通貨 処理速度
ビットコイン 7件/秒
イーサリアム 15件/秒
リップル 1000件/秒
mijin 3,085件/秒
(最大4142件)

NoSQLの採用によって、シングルノードのNoSQLを実装したAPIサーバーからの利用でも、月間若干数十万円の環境で、秒間数千以上のトランザクションを処理する環境を構築可能となったようです。

どれくらい早くなるのかと言うと、1秒に最大4000件ものトランザクション処理を行うことができるようです。

毎秒4000件は世界一のユーザー数を誇るクレジット会社「VISA」のスループットに匹敵する早さです。

【3】マルチレベル・マルチシグ

マルチレベル・マルチシグ
mijinでは1 ~32 of 1 ~32の複数人署名によるスマートコントラクトをブロトコルレベルで提供します。新バージョン『Catapult』では玉突き形式で複数レイヤーの署名を1ランザクションとして連鎖することが可能で、商慣習における稟議や意思決定プロセス、取引そのものを、瑕疵や不正なくデジタルアセットと組み合わせオンチェーンでコントラクトとして実行できます。人に限らず、モノ、コト(サービス)を署名者としてトリガーに使えます。

テックビューロ社のセミナーによると、上記のような内容の資料が配布されていたようです。

カタパルトでは、3レイヤーまでのマルチシグを実装し、稟議プロセスなどをそのままチェーン上で実現します。 

マルチシグとは?

マルチレベル・マルチシグ使用例

image

文章で見ると解りにくいかもしれませんが、マルチレベル・マルチシグの使用例を図にしてみました。つまり上記のような署名方法が可能になると思われます。

また、「人に限らず、モノ、コト(サービス)を署名者として」とも記載されているので、人が署名せずとも予め署名条件を設定しておくと、自動的に署名が実行するよう設定する事も可能になるのではないでしょうか。

一般的なマルチシグについては下記をご覧ください。

NEM(ネム)のマルチシグ設定方法と落とし穴|xemを安全に保管する

【4】Aggregate Transactions

アグリゲートトランザクションの仕組み

カタパルトでは、マルチシグで、複数のトランザクションを同時に処理できる「Aggregate Transactions」を新規に実装し、第三者のエスクロー無しに取引の執行が可能になります。

COMSAのホワイトペーパーを抜粋すると「基本的には複数のトランザクションを一つのセットとしてとりまとめて、該当する当事者のマルチシグが完結した場合に、その全てを"同時"に決済できる機能である」と、記載されています。

ようするに今までは一方通行で、取引していたマルチシグの署名を、双方向、3方向で署名する事でエスクローの代わりとして一度に取引を処理できるようになるということです。

例:Aさんが飲食店でXEM決済したいけど、飲食店がXEMを取り扱っていない場合
Aさん:XEMで飲食店に支払いをしたい。
Bさん:仮想通貨取引所でBTCとZEMを取引したい。
飲食店:BTCで支払してほしい。

この三者を同時に取引させることで、AさんはBTCに触れることなくXEMで飲食店にBTC払いができるようになります。

【5】デュアルライセンスによる販売開始を予定

カタパルトは、テストの終了後、近日のオープンソース化とデュアルライセンスによる販売開始を予定

ざっくりなので、一概には言えませんが、テレグラムの朝山社長の発言からするに、β版のテストが終了した時には「Aggregate Transaction」はnanowalletで使えるようにする(予定)だと思います。

また、秒間数千以上のトランザクション処理が可能な、カタパルトを搭載した「mijin」を「月間数十万円でライセンス販売するよ」ということだと思います。

【6】金融機関に特化した仕様となる

以下が、さらに【1】~【5】に加えNEMに拡張される機能です。

1 ビルトインのメッセージングソリューション。
2 プロセス駆動、あるいは手動でアクティベートされるトランザクション機能。必要に応じて多重認証を必要とするようにすることが可能。
3 単一のブロックチェーン上における、複数の対応アセットを持つ複数台帳の管理
4 全アカウントが複数台帳上で複数アセットを持ち、従って銀行の提供するあらゆるサービス用に用いることが可能である。例えば一つのアカウントで米ドル、ユーロ、ポンド、金、金利スワップ、投資信託などを持つことができる。もちろんそれぞれトランザクションとバランスシートの履歴を保持した状態である。
5 全アカウントは金融機関によるコントロールの元に置くことができる。これによりコンプライアンスの適用とマネーロンダリング対策として、トランザクションのマネージメントが可能になる。
6 アカウントの凍結。
7 説明責任を果たしつつ、監査証跡可能なトランザクションの取り消し。

NEM経由でプライベートチェーンmijinを使用することができ、発行するトークンはトランザクションからアカウントまで中央集権的でありながら、必要な部分のみをパブリックチェーンに記録を残すことができる」ということだと思います。

※詳細は公開されていませんので公開された動画から憶測で記載しています。

しかし、カタパルトの実装により、NEMは金融機関が長期に渡って中核業務のプラットフォームの基礎として使用できる、強力でカスタマイズ性の高いブロックチェーンテクノロジーを提供できるようになるのは間違いないでしょう。

NEMの特徴や将来性|ビットコイン・イーサリアムとの比較

カタパルト(Catapult)解説動画

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